2018年 8月16日
ヨーロッパ旅行5日目 オランダ出国 → 香港経由して帰国
16 AUG.2018
Europe Trip day5
Holland → Hong Kong → Japan
朝5時に目が覚めて、最後の帰国準備、6時53分部屋を出る。
チェックアウト&お湯を貰って日本から持ってきた玄米茶を飲みつつ、昨日買ったパンで朝ご飯。
宿のスタッフのひとり「ピーター」。
He is Peter of the hotel staff.
「トウキョウニ、リュウガク、シテマシタ」
見事な日本語を話す好青年。
比叡山延暦寺にも行ったことがあるという。
今度、四ヶ月ほど韓国で働きつつ観光してくるらしい。
「North Korea Dangerous.」
日本語に訳すと「北朝鮮は危ないぞ」と忠告すると、彼は「I know.(知ってるよ)」と微笑んだ。
旅についてなど、少し話したあと、
私は拙い英語で、「I’m glad to have met you.(きみに会えてよかった)」と伝えると、
ピーターは「Me too.(ボクもです)」と言ってくれた
彼とかたい握手を交わしたのち、私は宿を出た。
見慣れたスローテルデイク駅。
スキポール空港まで4.5ユーロ。
インターネットは、Googleは人間を駄目にするな、便利すぎる。
10番プラットホーム。
8時15分 スキポール空港、スキポールプラザに到着。
とりあえず、カフェへ。
S、M、L、う~んMサイズで。
カフェモカ ウインナーコーヒー 4.75ユーロ。
残りユーロ 14.38ユーロ。
2000円ちょいくらいか、多すぎず少なすぎず。
10時 チェックイン。
日本語が選べた、遠く離れたヨーロッパで日本語、ありがたい。
しかし、満席のためか座席変更できず、12時間近く真ん中の席とは。
エコノミー。いつかビジネスシートにも座ってみたいものだ。
セキュリティチェック。
荷物と上着は通常どおりベルトコンベヤーへ、でもボディチェックがすごい。
透明の筒のようなマシンに入れられ、両腕を上げた状態でスキャン。
終わったあと、ヒゲのおっさんに「謝謝(シェシェ)」とチャイニーズ扱いされた。
私は自分を指さし「No! Japanese!!」と伝えると「Oh! アリガトー!」と言ったので
「Good!!」とお互いに親指を立てあった。
出国審査は自動化されており、パスポートを読み込ませ、顔認証するだけ。
そして出国スタンプを押してもらう。
スタンプはちゃんとした位置に押してもらいたいのでページを開き指をさしながら、
「ここ、ここ、ここにスタンプ押してね」と日本語でアピールすると、
スタンプ係の人たちは爆笑しながら押してくれ、
「これでいいかい?」といった表情で笑いかけてくれた。ありがとう。
10時20分 セキュリティチェックと出国審査完了。
13:10発 Hong Kong Gate No.G5
マクドとスタバはどこにでもある。
お土産屋さん。
安くて良いものがあったら買おうと思って見てたけど、欲しいのは全部高い。
可愛いけど。一番手前のウシちゃんが10000円くらい。
食料品店。
試食サーモン。たくさん食べました、ごめんなさい。
試食ゴーダチーズ。たくさん食べました、すみません。
ザーンセ・スカンスにも売ってたチーズもあるぞ。
奥の特設ブース。
リプトンの抹茶味なのかな、やたら推してる。レジのとこには試飲コーナーもあった。飲めば良かったな。
スモークチーズ 5ユーロ。
チーズは普通に日本に持って帰っても良いとこのとき知ったので買うことに。駄目なのは肉製品。
700円か、日本のスーパーで見かけたら買わないだろうなぁ。オランダの空港だから買う。
レジのお姉さんが何か言うのでポイントカードとかかな?
とのんびりしてたら「トウジョケーン」と聞こえた。
トウジョケン、とうじょうけん、搭乗券?
なんだか知らんが搭乗券が必要らしく渡してピッとされた。
「香港まで?」「そうだよ、んで日本まで」「遠いわね、良い旅を」みたいなことを言われ笑顔で店を出た。
搭乗ゲートへ向かう。
11時すぎ、G5に到着。
行きも帰りも、香港の航空会社「キャセイパシフィック航空」。
12時くらい、飛行機に乗り込み。真ん中席は正直つらい。
向こう側は子供2人連れ4人家族のお母さん。時々子供がグズって大変そうだった。
私の左側の席は、品の良さそうなヨーロッパ人って雰囲気のおばさま。
シートに付いている色々なものをさしては「I don’t know!(知らないわ!)」を楽しそうに連呼していた。
「これは?」と聞くと「I don’t know!」、「じゃこっちは?」「I don’t know!」楽しい。
ぴょん太「私は、香港についてから日本、あなたはどこから来た?」
おばさま「あなたヤーポン(日本人)?私はHollnd(ホーランド)よ」
(…ポーランド?んん?)とボケてたら、おば「Holland、ここよ(笑)」
ああ、ホーランド、オランダ地元民か!!
ぴょん「これ、私のブログ、旅の記録」
と、離陸前のネットが繋がるうちにこのブログを見せつつブログ名刺を渡した。
おば「あら、素敵ね、オランダの写真はあるの?」
ぴ「日本に帰ってから記事をつくるよ」
お「いいわね!」
13時32分、離陸。
14時前、昼ご飯。おばさまの選んだほうを撮らせてもらった。
私が選んだのはポークライス。ひまわりの種みたいのがついたパンが美味しかった。
久しぶりの白いご飯、ボリュームのある豚肉、美味しい。
右上、黒いのはチョコレート。あとから食べたときに、
「チョコレート、レッカー(オランダ語で美味しい)」とおばさまに言うと、
「違うわ、Lekkarよ」「ええ~、Lekkar!!」「Good!!(いいわ!)」
「日本語でLekkarはOishi(オイシー)だよ」
「Chocolate Oishi(ショコラ オイシー)」「Good!!(いいね!)」
長いフライトもおばさまのおかげで、終始楽しく過ごせた。ありがとう。
とにかく美味しい。
チャイナティーつまり中国茶。
来るときの飛行機で紙パック入りの中国茶を見かけたのでそれを注文したつもりだった。
だいぶ経っても来ないので、「私のお茶どうしたのかなぁ」とそわそわしてると、
おばさまが「ちょっと、この子のお茶はどうしたのよ?」みたいな感じでCAに聞いてくれた。
「今準備してるところだって、きっと特別製なのよ(笑)」とおばさま。
しばらくすると、熱い中国茶をCAが持ってきてくれた。
手間がかかるものだと知ってれば他のものにしたのになぁ、
「対不起、謝謝(すみません、ありがとう)」。
立陶宛(リトアニア)、里加(リガ)、拉脱維亞(ラトビア)、なんでも漢字にするなぁ中国語。
食後のデザート、MOVENPICK。スイスのアイス。
こうやって撮影してたら「そんな風にして撮るの?すごいわね!」とおばさま大爆笑。
おばさまは、家族全員でインドネシアのバリ島にバカンスに行くらしい。
「Bali island Very famous kecak Music Dance.(バリ島のケチャダンスは有名だ)チャッチャッチャッ…!」
とケチャについて伝えたかったが、おばさまは「I don’t know!(知らないわ!)」と笑っていた。あれぇ?
私の英語力が低いため、それ以上の大した話はできなんだ。雑談程度。
18時30分、CAに頼めば食べられることを知らなかった無料サービスのカップヌードルを食べた。
暗かったので写真は無し、チキン風味の普通に美味しいのだった。
21時30分 「Excuse me Coca-Cola please.」
と、CAにコーラを注文。真ん中席って自分で取りに行けないから不便。
22時 明るくなり朝ご飯機内食。22時なのに朝ご飯とはこれいかに?
コーヒー。
スクランブルエッグ、チキンソーセージを選んだ。
チキンソーセージ美味しい。
2018年 8月17日
0時05分 香港空港に到着、なんかムワッとするわ。
時差のぶん、時計をすすめる、深夜0時から、早朝6時に。
さてさて、Transferへ。
ちゃんと日本語で「乗り継ぎ」って書いてある。
セキュリティチェック前でおばさまと別れ、搭乗エリアへ。
味千ラーメン?日本語?調べたら九州のラーメンチェーンだった。
GREEN HOUSE FOODS | とんかつ 「新宿さぼてん」を展開する株式会社
http://www.ghf.co.jp/
こっちはとんかつ屋さん。こちらも関東の会社らしい。
とんかつ屋さん、ラーメン屋さん、マクドが並んでいる。
だいたい1800円ちょいくらい。
九州熊本豚骨 味千ラーメン
http://www.aji1000.co.jp/
香港時間、朝6時にこの人だかり。
チャーシューメンが、1500円くらい?ヨーロッパ並みだな(笑)
どちらも美味しいのは間違いないが、私には無理だ。手持ちの香港ドルも少ないし。
ベンチで漫画を読み時間をつぶす。
8時前、10時10分 名古屋行き、ゲート確定 62番。
両替屋にて、295香港ドルを36USドルに。
ゲート確認後、気になっていた台湾牛肉麺の店へ。
「焼きがちょ」可愛い。
別にいいんだけど、香港ならチェックできる日本人の知り合いくらいいるんじゃないの?
白いご飯が420円。
出前一丁が2000円て…さっきの味千ラーメンのが安いじゃん。
小籠包が1000円、ひとつ250円。
お寿司 1700円。ベルギーでも思ったんだけど、スキマ多いなぁ。
サンドイッチが1100円ちょい。ええ~??
別に高いのはいいんだけど、この金額に納得してお金を払える人々がたくさんいて、
この場所で潰れずやっていけることが、ホントすごい。
AJI ICHIBAN 優の良品
1993年にできた香港のお菓子メーカーらしい。
白い恋人のようなパッケージ。
????
美味しいんだろうけど、白くないし、雪っぽくないなぁ(笑)
可愛い動物ちゃんパッケージにすればいいのに。
たぶん、すぐ機内食なので、手持ちの粉スープ。
熱湯、お湯コーナー。
ロック解除ボタンを押してから、右の熱水。
熱い、熱い。
天気悪そう、飛べるのかな?
なんか知らんが乗るときに席を変えられた。別にいいけど。
お菓子やドリンクスペースからは遠いが、すぐ右がトイレの席。
タイに続き、またもや離陸時に寝てしまった。
12時前、最後の機内食。
マカロニグラタン、そば、パン、粉もの祭り(笑)
ハーゲンダッツのアイス。
信じられないことに、隣のたぶん香港人のお兄ちゃんは「いらない」と断っていた。
ショックが大きすぎて「え!?ちょうだい食べる!」と言えなかったことが悔やまれる。
15時15分 ヨーロッパ、香港からの長旅を終えて無事、中部国際空港セントレアに到着。
空港職員に荷物を漁られる、質問されるなど何もなく、外へ。 おお、ここに出るのか。
ただいま日本。
台湾、香港、マレーシア、中国、タイ、
そして今回オランダとベルギー、初ヨーロッパに行ってきた感想を少し。
とにかく物価が全般的に高い。
食費、有料トイレ、交通費。
比較対象が物価の安いタイ、マレーシアなど東南アジアなのも悪いが、日本と比べても高い。
知り合いがニューヨークに行った際、「炊飯器を持っていき自炊した」だの、
「ハンバーガーばかり食べた」だの言っていたのが理解できた。似たような物価なのだろう。
スパゲティ 1400円、ホットドッグ 420円、ペットボトル水 210円、有料トイレ70~98円、電車ひと駅 460円。
バンコクのポークライス 140円、マラッカのペットボトル水 26円、有料トイレ 2.6円、
クアラルンプールのカプチーノ 280円。香港島の雲吞麺 300円。バンコクからアユタヤまでの電車賃 53円。
まぁ、高い高い言ってもしょうがないので、物価についてはもうどうしようもないし。自分でも控えたいところ。
トイレが少ない
アムステルダムに関しては公衆トイレが無いに等しい。デパートなどに行かないと無いらしい。
みんなホントにどうしてるの??
ブリュッセルには駅前の公園に男性の「小」専用のはあったけど(さすが小便小僧の国)、
「大」用は使っていいのか悪いのかプラスチック製の簡易トイレをひとつ見つけたくらい。
台湾は日本みたいに地下鉄の駅にあったし、香港は公園や広場やフェリー乗り場にあるし、上海は無料の公衆トイレがいくつかあった。
マレーシアやタイには有料だけど安いトイレがあるし、タイの駅トイレは無料だったけど時間が決められてたな。
とにかく、「食べて出す」ってのは人間として大事なことなので、
これがうまくいかないとストレスになる。
まぁ、お金持ちなら困らないのかな?
街並みがメチャクチャ綺麗。
アムステルダムはゴミが目立つけど、ヨーロッパ建築物と石畳はそれだけでもう、
見てるだけで、歩いてるだけで幸せ。素晴らしい、美しい。
美術館と教会が最高。
ヨーロッパに行って良かったと、思えるこの気持ちの根っこ部分。
最後に。
これまでの旅に比べて英語を話す機会があり、たくさんの欧米人と少しだけどやり取りできた。
日本を含めアジア諸国とは違う文化があることを確認し、肌で感じることができた。
東南アジアだけじゃ体験できなかったこと、
知らないままだったことなど色々勉強になったことは間違いない。
2018年 9月2日
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